こんにちは!キラメキ世代真っ只中のカトウケイコです。
ドキッとするタイトルだと思うのですが、共感してくれる方も多いかと思います。
ここから私の話しをさせて頂きますね。子育てに明け暮れた30代、40代前半は今後のこと老後のことなど考える余裕がなくひたすら必死で毎日を過ごしているだけでした。
それでも同じ歳の子供を持つママたちとの交流、つまりママ友に恵まれたおかげで子供のことを相談しあったり、イベントやお買い物に行ったりと楽しく過ごすことが出来ました。
一番最初のコミュニティ、それは「ママ友」
「ママ友」というつながりは、私にとって一番最初に出会うコミュニティでした。公園に行けば誰かしらママ友がいて他愛もないお喋りや情報交換をしていました。そしてそのコミュニティに属することで安心安定を得ていたと思います。

それでも子供が大きくなるにつれ、ママ友との交流は減ります。それに反して自分の時間は増えていきます。
習い事を始める人も多くなりますが我が家は金銭的に余裕がなく新しいことを始めたり学ぶ気持ちにはなれなかったので、近所のスーパーでパートとして働き始めました。
仕事はコミュニティではなく組織
IT業界を結婚退職してから子供が産まれるまでも、パートとしてアパレルやインテリア業界、ハーブ業界で働いてきました。どれも刺激的なお仕事でしたが、チームメンバーが個性的な方が多く苦労も多かったです。現在お仕事している某スーパーも年齢の幅の広さ、生活環境の違いなどから共感し合える人も少なく、そこは私にとって「居場所」ではなく単なる「場所」でした。
そもそも「コミュニティ」とは?
コミュニティとは、自主的な「共同体」または「地域社会」
コトバンク
確かにコミュニティの概念を考えると、今の職場は自主的な共同体ではなくお仕事に対してお給料をいただく場所に過ぎません。決められた時間から時間までお仕事をすればお金はもらえます。生活のためには欠かせない金額です。でももし不景気で閉店や倒産となれば、私の場所がなくなります。何も残りません。

子供を通して毎日にように会っていたママ友ともほぼ会わなくなり、職場は何歳まで雇ってくれるかわかりません。カラダだけはやたら元気です。「人生100年」もまんざら嘘ではありません。
「このままでいいの?」と考えるようになってきた頃、お金のためじゃない「自分らしくいられる居場所」が欲しい!!と強く思うようになったのです。
主婦の居場所は家?
ところで、「居場所」と言えば家があるじゃない?と思う方もいると思います。確かに私も「家」は好きです。我が家は幸いにも旦那さんが家事をしてくれるので、全く不自由はありません。それに私の個人部屋もあるのも贅沢だと思います。今もこうして自分の部屋で誰にも邪魔されず好きな音楽を聴きながらパソコンでお仕事しています。
しかしコロナ以降、世の中ではテレワークと称して在宅でお仕事をする家族(主に夫)が増えていますよね。こうなると、今までのように自由な時間に食事をしたり韓流ドラマを観たりがしづらくなります。唯一自分を解放していた場所で、今はずっと気を遣って生活していますという人も多いのではないでしょうか。
このままコロナが長引けば、もしかしてウチの旦那は定年まで在宅勤務かも!という事も有り得ます。

家を一番の「居場所」としていた人には最大の危機となります。
これから先、どうなっちゃうんだろう・・・
少し大袈裟ですが、そう不安になるのも仕方ないですよね。私もそう不安になる時期がありました。そんな時私は本をたくさん読みました。自然と手に取るのは自己啓発本やビジネス本がほとんでした。今思えば無意識のうちに起業願望があったのかも知れません。
50歳すぎてからでも遅くない
当時50歳の誕生日目前だった私は「自分らしくいられる居場所が欲しい」と思い行動し、その後「自分らしくいられる居場所を作ろう」となり、今では「自分らしくいられる居場所が欲しい人に居場所を作ってあげよう」となりました。
人生100年で一番不安なのは居場所を失うこと。そう思った方は今からでも遅くありません。私も行動を起こしたのは50歳をすぎてからでした・・・